タブレット端末による顧客対応DX
業務エリア設定(ジオフェンス機能)と、導入・運用支援
航空会社
グランドスタッフが世界各地の空港におけるオペレーション業務にタブレット端末を使用。お客様対応だけではなく、教育マニュアルや動画の閲覧など、訓練や研修のためにも利用されています。また、タブレット端末には秘匿性の高い情報を扱うアプリが入っていて、空港以外ではそのアプリを使わせないように制御するために「業務エリア設定(ジオフェンス機能)」オプションを活用。
利用シーン
世界各地の空港におけるお客様対応
タブレット端末により、その場でお客様と同じ情報にたどり着き、即時対応が可能
利用シーン
秘匿性の高い情報を扱うアプリが入った端末の持ち出し
空港から離れると、自動的に秘匿性の高い情報を扱うアプリを非表示にして、情報漏洩対策として活用
課題
iPadのMDM登録や初期設定など、アプリ利用準備における作業時の課題
- ● iPad1台1台に対して、手動でMDM登録作業が必要
- ● Apple IDサインインを行なって、App Storeからアプリをインストールする作業が必要
- ● iPad利用者が仕事に関係のないアプリもインストールできる
解決
Apple Business Manager 連携によるMDM登録の自動化
MDM登録を自動化して初期設定を簡略化、端末側はアクティベーションのみで登録完了。
端末毎にApple IDがなくてもアプリのインストールが可能。
端末側の操作不要で、アプリを自動インストール
App Store に非公開で、特定顧客にのみアプリ提供も可能。
App Storeの使用を禁止、管理者が許可したアプリリストを配付
App Store公開アプリ、自社開発アプリ (インハウスアプリ) のどちらも登録可能。
機能
課題
一般的な業務エリア設定(ジオフェンス機能)の課題
- ● 業務エリア作成画面が使いづらい
- ● 業務エリアへの出入りを検知するだけで、それをトリガーとした端末制御機能がない
- ● 端末側の位置情報ON/OFF状態が分からない
- ● 端末の位置情報がズレてしまい、正しく検知されない
解決
Google Mapsによるエリア作成
Web管理画面上のGoogle Mapsを使用し、簡単な操作でイメージ通りのエリアを描けます。
業務エリア出入りによって、配付ルールを自動切替
業務エリア毎にエリア内外の配付ルールを設定でき、エリア出入りにより自動的に端末状態を切り替えます。
端末側の位置情報ON/OFF状態を検知可能
位置情報をOFFにしている端末を抽出し、端末利用者に設定変更を促すことができます。
端末側のアプリから位置情報を手動送信し、位置情報の補正が可能
端末上で位置情報が補正され、配付ルールが切り替わったことを確認できます。